「ひろし」になれなかった隕石の話【みにしば物語-誕生編-】
- 2018.12.17
- my history


私も。自分の生い立ちを振り返って
ネガティブ素材を
ネタにしてみたら、どうかしら。
隕石みたいに生まれた話
つらいツワリを乗り越えて
—————————
みにしばは、予定日の1ヶ月まえ
隕石が母なる子宮めがけて
その存在を認知され
慌ただしく
この世に生を受けました。
40年ちょっと前の話。
ひろしになれなかった幼少期
みにしばの家族は
両親、祖父母、兄と男女の双子の7人家族。
母によると
双子の妊娠を知って
代々本家の長男である父親が
考えた名前は
「たかし」(実在)と
「ひろし」(みにしばの命名予定)。
私の名前ないじゃん。
女の子の名前を用意してないって
幼な心に、
女の子は望まれてないみたいじゃない?
ひろしになれなくてゴメンナサイ。』
感じた居心地悪さと申し訳なさ。
ネガティブな思考パターンを発見できます。

認知の歪み【個人化】
モノゴトの責任(原因)の所在が
責任のない自分にあると考えたり
必要以上に自分に責任があると
考える思考パターン。
—————————
家族に可愛がられ
活発なお転婆でしたよ。
望まれずに生まれた子?
自分の生い立ちを聞くのって
ちょっとした愛情確認みたいなところ
あったんじゃないかな。
気軽に聞いたら
倒れそうな衝撃でしたけれども。
—————————
みにしばは小学校の低学年。
双子の誕生物語をせがんだ相手は
おばあちゃん。
長女にありがちな
そこそこ空気を読む女子に成長した私に
大正生まれの祖母は無防備でした。
嫁姑の確執を隠すことなく
「お母さんはチクショーバラ(畜生腹)。
男と女の双子は忌み子って言って
縁起が悪いからどっちか捨て子にするんだよ」
などなど現代のNGワードを炸裂させ
田舎の古い風習を織り交ぜて
聞かせてくれたものです。
忌み子=望まれずに生まれた子のこと
ががーーーーーーーーーんっ!!
双子の片割れは、大人ウケ抜群の優等生だし
殺られるなら、私だ・・・。
まちがいない。
生まれた時から名前を用意されなかった
女の子の方だ・・・。
しかも祖母公認で
無かったことにされるんだ・・・。
ガクガクのブルブルです。

認知の歪みです
認知の歪み【先読みの誤り】
だれにもわかるはずがない
将来を決めつけてしまうのが
“先読みの誤り”
『わたしは一生不幸だ』
『わたしは永遠に孤独だ』と
いうような
“生きている間ずっとこうだ”
というパターンの思考が
分かりやすいです
ちょっと離れて眺めてみよう
こどもの頃、ネガティブにとらえた事柄は
出合いがしらの交通事故みたいに
無意識に刻まれます。
—————————
けれど、こうして振り返って
書きだしてみると
認知の歪みに気づくはず。
大人になって
知識や経験の奥行きを
補ってあげたら、同じ事柄でも
ポジティブに捉えなおすことが
できるんです。
—————————

そうなるとネガティブ素材は
もはやネタでしかありませんね♡
—————————————–
過去の記憶と事実に関係なく
無力な幼い頃に感じた
消化しきれない
「不安」は紛れもない事実。
—————————————–
だから今
小さな自分を肯定しましょ。
小さなあの頃。
言葉にできない不安だった自分を抱きしめて
「大丈夫だよ」っていうために
私は自分のストーリーを書き記しました。
きっと、どなたかの碑になるから。
続きはこちら↓
https://www.kiyoww.work/2018/12/19/history-girl/
-
前の記事
ぶっちゃけブログって稼げるの? 2018.12.10
-
次の記事
「そういうもの」は生涯の天敵⁈【みにしば物語 小学校編】 2018.12.19