インスタ映えを狙え!山×雪×麦の期間限定の信州 【第24候 麦秋至むぎのときいたる】

インスタ映えを狙え!山×雪×麦の期間限定の信州 【第24候 麦秋至むぎのときいたる】

時間をかけて育まれ、大切にされてきたものには、それだけの価値があると信じています。旧暦24節気と72候もそのひとつ。72候を出発点に、日々の暮らしや季節の小さな変化に趣を感じたポイントを深堀りし、いにしえの人々との共感を紡ぐ、実験を記録しています。

<麦が実る時期/新暦5月31日~6月5日頃>

拝啓 麦秋の候、吹く風も夏めいてまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか。

こんにちは。

旧暦のうんちくを、聞かれてないのに並べ立てるより、そんな手紙をサラリと送りたい、大和撫子みにしばです。

 

麦秋って?

真冬でも青春、初夏でも麦秋。どちらも短い季節です

麦が熟す時期を「麦秋(ばくしゅう)」、または「麦の秋(むぎのあき)」。

初夏ですが、麦にとっての収穫の「秋」。

この「麦にとって」が、みにしばのツボなのです。

物言わぬ植物の実りのときを、優しく見守るネーミング

麦が輝く、クライマックスの季節です。

雨が少なく、乾燥した季節ですが、二毛作の農家にとって麦秋は短かったようです。

この後すぐに、梅雨の季節が訪れます。

刈り取る前に、ひとりでも多くの人に

黄金に輝く麦畑の美しさを、心をとめてもらえたら、嬉しい。

 

山×雪×麦!麦秋の信州は美しすぎる

麦秋の信州は、青い山々に雪が残り、麦畑の刈入れ時を迎えます。

山 × 雪 × 麦

 × 白 × 

 

この時期、フォトジェニックな写真を撮るなら、ぜひ信州へ

ちなみにアイキャッチの写真は安曇野です。

麦と、古典と、安曇族

きれいな麦畑が、かなしい理由とは?

 

さてここで、古典ネタです。

麦といえば、故事成語「麦秀の嘆(ばくしゅうのたん)」の由来となっている話が、中国の古典、史記(しき)の中に掲載されています。

 

考古学的に実在が確認されている中国最古の王朝、殷(いん)。3000年以上前に殷王朝が滅んだあと、畑となり、麦が生えているのどかな土地があった。けれど、ある日、もとは栄華を極めた宮殿があったと知っている者が通りがかり、その美しい景色を見て、たいへん嘆き悲しんだそうです。

 

 

 

絵画のような美しい景色でも、その場所で起こった事柄をふまえて眺めると、見る人の心を、強く、深く揺さぶることってありますよね。

 

安曇族の里

実は、みにしばのご先祖は、安曇野でして。

おもしろいことに、山国の信州安曇野には、水の民の伝説があるのです。

「八面大王」の画像検索結果

弥生時代に、北九州から住み着いた有力な豪族=安曇族。

小さい頃、おばあちゃんに教えてもらった郷土の話に、八面大王(はちめんだいおう)という英雄物語があります。

対する登場人物は、中学の時にテストに出た、あの平安時代の武官、坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)さん。

彼が、大和朝廷の命令で、当時蝦夷である安曇野を、攻め滅ぼしたらしいのです。

その時、安曇野の民のを守るために八面大王は戦いました。

 

Wikipediaなどは、真逆。統一国家した大和朝廷側の視点で、書かれています。

「優しく強く、民に慕われた八面大王」

そんな風に、土地の人間には根強く、伝わっていることも事実です。

 

まぁ、歴史は、権力をもった勝者の理屈。

Wikipediaが全て正しいわけではありません。

現代においても、公文書の内容やら真実が、グニャグニャに歪められていますから、本当のところはわかりませんね。

恋のライバル退散!八面大王の足湯

 

穂高温泉にあるアルカリ性単純温泉で掛け流しの、八面大王の足湯。(無料)

ゆっくり浸かりながら、いにしえの、よしなしごとに、想いをはせるのも「いとをかし」ですね。

「八面大王」の画像検索結果

人気者の女の子とつき合いたい、ちょっと奥手の恋する男子にも、八面大王の足湯が、おすすめ。

ひなびたスポットで、ポカポカと一緒に、足を温めながらのおしゃべり。

きっと彼女の心もほぐしてくれるはず

地味で誠実な男子を装いつつ、帰ったら速攻で、こっそり周りにこう言いふらしましょう。

 

「彼女と混浴してさ~」

 

これ、ライバル避けのお札です。(無料)

ライバル達は、勝ち目がないと退散するに違いありません。

八面大王は、あなたの恋の強い味方でもあるのです。

まとめ

ここまで、読んでくださってありがとうございます。

ほら、ずっと30cm下のスマホばかり覗いていないで、美しい信州に遊びにいらっしゃいませんか?

視線、とおーーーーくの焦点に当ててみましょう。

3000m級の山々の稜線や、1300年程昔の人々の暮らしに。