日本一カエルを愛するなわて通り!【旧暦第19候 蛙始鳴かわずはじめてなく】

日本一カエルを愛するなわて通り!【旧暦第19候 蛙始鳴かわずはじめてなく】

<蛙が鳴き始める時期/新暦5月5日~5月9日頃>

 

 

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みにしば

こんにちは、春の陽気が嬉しいみにしばです

寒い冬はほとんど冬眠状態だったから、おでかけが楽しい!

5月5日は端午の節句。

新緑の香り、すがすがしい風、初夏らしい晴れた日が続きます。

24節気の「立夏」に入りました。72候はというと

カエルが泣き始め

ミミズが姿を見せ

タケノコが生え始める時期となっています

 

日本一カエルを愛するストリートで旧暦さんぽ

川に棲むカエル?田んぼじゃなくて

 

信州には、隣が田んぼというお宅が結構あります。

夏の夜、そんなお宅に電話をするとBGMもように、クワックワックワックワッ・・・何重にも重なるカエルの鳴き声が、鮮明に聞こえることもあるんです。19候目「かわずはじめてなく」の鳴き声は、そんなイメージでした。

けれど調べてみると、もともとこの「かわず」は、川に生息するカエルのことらしいのです。

あえて田んぼに生息するカエルと区別していたものが、次第に略されて一般のカエルの異名として使われるようになったようです。

 

なぜ、わざわざ区別しなのでしょう?

川に棲むといわれるカエルの鳴き声をどうぞ。

カジカガエル 鳴き声/at0mitook

鹿の鳴き声に似ている美しい声鳴くので、カジカガエル

国の天然記念物。

きれいな渓流に棲み、鳴き声は高く澄み渡って小鳥のさえずりのようです。

昔の人が鳴き声を愛で、詩歌に詠んだほどで、田んぼのカエル(アマガエルやヒキガエル)と区別するのもわかりますね。

 

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みにしば
古今和歌集って1000年以上前
カジカガエルの音色を趣深く表現できるのが一流の教養人だったのかな

 

 花になくうぐひす、みずにすむかはづのこゑをきけば いきとしいけるもの、いづれかうたをよまざりける

(訳)花に鳴くウグイス、渓流の水に棲むカジカガエルの鳴き声を聴けば、どんな人でも歌を詠んでしまうほど人の風流を呼び起こす

(「古今和歌集」(905年)序文より/平安時代・紀貫之撰))

なわて通りの歴史

なわて通りは、もともと松本城の外堀りに面した土手でした

明治時代に、明治天皇御親政にともない松本城南端の外堀を埋め立てて、四柱神社を建立。その鳥居前町として多くの露店が構えられました。

日本海で捕れた魚などの物資は犀川、奈良井川、田川、女鳥羽川を通じて運搬された終点にあたり、物流の要所でもありました。

終戦直後には闇市も立ったようですが、1959年台風7号により女鳥羽川が氾濫後の改修、2001年に全面改装を経て、昔の町並みを再現した下町風情あふれる商店街になりました。

 

時を重ねて補欠が本命に!松本かえるまつり

みにしばの地元、松本のなわて通り商店街には、カジカガエルの魅力にあやかろうとカエル大明神なるものがあります。

昭和47年、当時汚れていた女鳥羽川に、昔清流にしか生息しないカジカカエルをが戻るようみんなで協力して、川も綺麗にしたようです。(カジカガエルが女鳥羽川に棲むのは難しかったようです。)

 

 

カエル大明神のご利益でしょうか、松本城下町のなわて通りで毎年6月に行われるイベント「かえるまつり」には全国からカエル好きが集まります。

売ってるものもイベント自体も手作り感溢れる「かえるまつり」は年々マニアックなカエルファン=カエラーを増やして進化中。地方ならではカエルブランディング。みにしばも、カエルをモチーフにした作家さんの手づくり品を楽しみにしています。お子さんが楽しめるブースもあります。着物で散策するのもおすすめです。城下町×カエル×着物という他にはない写真が撮れますよ!

詳しい開催日は公式ホームページをご確認ください↓